ヘアサロンの白髪染めと市販の白髪染めの違い
気になる白髪を染める時には、市販品を使用する方とヘアサロンへ行く方にわかれます。どちらもしっかりと染めることができるのですが、そこには大きな違いがあるのです。
こちらではヘアサロンの白髪染めと市販の白髪染めの違いを紹介していますので、参考にしてみてください。

●使用している薬の強さ
市販の白髪染め液には強い刺激のある薬が使用されているため、頭皮や毛髪にダメージを与えてしまう可能性があります。
ヘアサロンで使用している白髪染め液も基本的に市販品と同じ成分を使用していることが多いのですが、ヘアサロンで使用している液の方が、刺激が少なくなっています。
また、ヘアサロンでは頭皮や毛髪のことを考えて作られた白髪染め液や、しっかり色を入れることができる白髪染め液を使用しています。そのため、頭皮や毛髪へのダメージを抑えながら綺麗に染めることができるのです。
●色持ちのよさ
市販の白髪染め液は色の種類が少ない上に、色持ちがあまりよくないといわれています。シャンプーですぐに色落ちしてしまうことはありませんが、色持ちが平均して1ヶ月程度となっていますので、こまめに染め直す必要があるのです。
ヘアサロンでは強く染めることができますので、色持ちする期間は市販の白髪染め液に比べると長くなります。せっかく染めたのに落ちてしまうのではないかと、気をつかってシャンプーをする必要はありませんし、頻繁に染め直す必要もありません。
●技術力の差
一般的に市販の白髪染め液なら手軽に染めることができますが、技術力がないとムラになる場合があります。そのため、綺麗に仕上がらない可能性が高くなります。また髪質は人それぞれ違い、髪の状態も違いますので、市販の白髪染めに含まれる成分や薬が髪に合わない場合もあるのです。自分で染めても思ったように染まらなかったという経験をされた方もいらっしゃるでしょう。
美容室では、経験と知識豊富な美容師が髪を小わけしながら丁寧に施術を行います。一人ひとりの髪質に合わせて調合染めていくので、ムラのない綺麗な仕上がりになります。
費用は市販の方が安くすみますが、技術と成分などを比べると美容室の値段設定は高いものではないことがわかります。
